ドメインやサーバーは「契約してしまえば、あとは放っておいても大丈夫」と思われがちですが、実は最も注意が必要なのは「更新」の場面です。うっかり更新を忘れると、Webサイトが一瞬で見えなくなったり、最悪の場合ドメインを失ったりすることもあります。

本記事では、更新忘れを防ぐための実践的な管理術をご紹介します。

まずは契約情報をリスト化する

そもそも、自社が何を契約しているのかを把握できていないと、管理のしようがありません。最初にやるべきは、契約情報の一覧化です。

スプレッドシートでも紙のノートでも構いません。最低限、次の項目を一覧にまとめます。

  • サービス名(ドメイン・サーバー・SSL・メールなど)
  • 契約会社(レジストラ・サーバー会社名)
  • 契約者名・契約番号
  • 有効期限(更新月)
  • 年間または月額の費用
  • 支払い方法・支払いタイミング
  • 自動更新の有無

複数サイトを運営している場合は、サイトごとに見出しを分けて整理すると分かりやすくなります。一度作ってしまえば、年に一度の見直しで維持できます。

支払い方法を集約する(自動更新の活用)

更新忘れの大きな原因は「支払い方法がバラバラ」であることです。古いクレジットカードの番号のまま放置されていると、引き落としに失敗し、その時点で契約が止まります。

対策として、可能な限り次の整理を行います。

  • すべての支払いを法人クレジットカードに集約
  • カードの有効期限を年初に必ず確認
  • 自動更新を有効にする(多くのサービスでデフォルト)
  • 領収書を1つのフォルダにまとめて保存

自動更新を有効にしておけば、たとえうっかり期限を忘れても自動で更新されます。ただし、自動更新は「支払いが通れば」の話なので、支払い元の整備も忘れずに行います。

カレンダーリマインダーを仕組み化する

紙の手帳でも、スマホのカレンダーでも構いません。各契約の更新月に、リマインダーを設定しておきます。

おすすめは「3段階リマインダー」です。

  • 期限の60日前:契約内容の見直しタイミング
  • 期限の30日前:支払い方法・カード番号の最終確認
  • 期限の7日前:更新済みかどうかの確認

GoogleカレンダーやOutlookカレンダーであれば、毎年同じ日に繰り返すよう設定できます。一度設定すれば、毎年自動で通知が届きます。

担当者を決めておく

「みんなで気にかける」は、結局誰も気にかけない状態に陥りがちです。組織として運用している場合、ドメイン・サーバーの管理担当者を1名決めてください。

担当者が交代する時は、必ず以下を引き継ぎます。

  • 契約一覧の最新版
  • 各サービスのログイン情報(パスワード管理ツール経由が望ましい)
  • 過去のトラブル履歴と対応経緯
  • 利用している外部業者・パートナーの連絡先

一人運営の場合でも、家族や信頼できる第三者に「いざという時のために」情報共有しておくと安心です。

「全部任せる」という選択肢

ここまでご紹介してきた管理術は、自前で続けられる方には十分有効です。一方で「本業に集中したいので、Webのことは考えたくない」「これだけのことを覚えておくのが負担」という方も多いのではないでしょうか。

そうした場合は、Web Gearの「Webザイル リフトプラン」のような月額管理サービスをご検討ください。月額3,300円で、ドメイン・サーバーの更新管理から日常の小さな相談まで、まるごとお引き受けします。

更新忘れによる事故の被害額を考えれば、保険として十分に成立するコスト感です。

まとめ

  • 自社の契約情報を1枚のリストにまとめる
  • 支払い方法を法人カードに集約し、自動更新を有効にする
  • カレンダーリマインダーを3段階で設定する
  • 管理担当者を1名決めて、引き継ぎを明文化する
  • 自前管理が負担なら、月額管理サービスも有効な選択肢

更新管理の負担を減らしたい方は、お気軽にご相談ください