「会社のサイトが見えない!」と慌ててご連絡をいただくことがあります。サイトが表示されない原因はいくつかありますが、慌てて対処すると、かえって状況を悪化させることもあります。
本記事では、Webサイトが表示されない時にまず確認すべき3つのチェックポイントを、専門知識がなくても実行できる範囲でご紹介します。
チェック1:自分だけか、皆か(全体障害かを確認)
まず最初にやるべきは「サイトが見えていないのは自分だけなのか、それとも全員なのか」の切り分けです。
簡単な確認方法は次のとおりです。
- 別のスマートフォン(Wi-Fiを切ってモバイル回線に切り替えて)からアクセス
- 別のブラウザ(Edge・Chrome・Firefox・Safari)でアクセス
- ブラウザのキャッシュを削除して再アクセス(シークレットモードでもOK)
- 友人・家族にURLを送って表示してもらう
https://downforeveryoneorjustme.com/のような外部サービスで確認
自分だけ見えない場合は、ブラウザ・PC・社内ネットワークの問題である可能性が高くなります。全員見えない場合は、サイト側に問題があります。
チェック2:ドメインがちゃんと引けているか(DNS)
サイト全体で見えていない場合、最初に疑うのはDNS(ドメインからサーバーへの道案内)です。
ブラウザに表示されるエラーメッセージで、ある程度の判別がつきます。
- 「このサイトにアクセスできません」「サーバーIPアドレスが見つかりません」 → DNS関連の可能性
- 「このサイトは安全に接続できません」「証明書エラー」 → SSL証明書関連の可能性
- 「Internal Server Error」「500」 → サーバー側の処理エラー
- 「Not Found」「404」 → ページ自体が存在しない(個別ページの問題)
DNSがおかしい時の典型例は「ドメインの更新を忘れていた」というケースです。ドメインの有効期限が切れると、突然サイトが見えなくなります。レジストラの管理画面か、Whois検索でドメインの有効期限を確認してください。
チェック3:サーバー側が生きているか
DNSは引けているのにサイトが表示されない場合、サーバー側に問題がある可能性が高いです。
レンタルサーバーの管理画面にログインして、次の点を確認します。
- サーバー全体の障害情報・お知らせ(サーバー会社のステータスページ)
- ディスク使用量(容量超過していないか)
- 自分の契約状況(料金未払いで停止されていないか)
- SSL証明書の有効期限(切れていないか)
サーバー会社の障害情報ページに案内が出ていれば、復旧を待つしかありません。経験的には、大手レンタルサーバーの障害は数分〜数時間で復旧することがほとんどです。
「サーバーが生きているのに見えない」という場合は、SSL証明書の期限切れがよくある原因です。Let’s Encryptの自動更新が止まっていたケースなどが該当します。
それでも分からなければ、専門家へ
ここまで確認しても原因が見えない、あるいは確認手順自体が難しいと感じる場合は、専門家への相談をご検討ください。
サイトの停止は、長引くほど機会損失と信頼低下につながります。「自分で頑張りすぎて、被害が広がってしまった」というケースもあります。お早めにご相談いただくのが、結果として最短ルートになることが多いです。
まとめ
- まず「自分だけか、皆か」を確かめて切り分ける
- ドメインの有効期限・DNS設定を確認する
- サーバーの管理画面で障害情報・契約状況・SSL期限を確認
- 分からなければ早めに専門家へ相談する
Webサイトの表示トラブルでお困りの場合は、お気軽にご相談ください。