「最近サイトの表示が遅い気がする」「以前より重くなった」という問い合わせはよく耳にします。表示速度はSEOにも影響するため、放置しておくのは損です。まず何を確認すればよいか、順を追って整理します。
まず「自分だけ遅いのか」を切り分ける
最初にすべきは、遅さが「自分の環境だけ」なのか「サイト全体の問題」なのかを切り分けることです。
- 別のブラウザや端末でも同様に遅いか確認する
- モバイル回線ではなくWi-Fiに変えてみる
- 知人や同僚に確認してもらう
自分の端末やネット環境に問題がある場合も多くあります。他の人から「問題ない」と言われれば、まずブラウザのキャッシュクリアを試みましょう。
表示速度を客観的に計測する
感覚だけに頼らず、ツールで数値として確認することが重要です。
- Google PageSpeed Insights: URLを入力するだけで表示速度スコアと改善提案を表示してくれます。モバイルとPC両方でのスコアを確認できます。
- GTmetrix: より詳細なウォーターフォール分析(どのリソースの読み込みに時間がかかっているか)が可能です。
スコアが60点を下回る場合は、改善の余地が大きいと判断できます。
WordPressで遅くなる主な原因
画像が最適化されていない
ページに含まれる画像のファイルサイズが大きいと、読み込みに時間がかかります。スマートフォンで撮影した写真をそのままアップロードしているケースが特に多く見られます。
対策: 「EWWW Image Optimizer」などのプラグインで画像を自動圧縮する、もしくはアップロード前にSquooshなどのツールでリサイズ・圧縮する。
キャッシュが設定されていない
ページを表示するたびにサーバーが毎回データを生成していると、時間がかかります。「WP Super Cache」や「W3 Total Cache」などのキャッシュプラグインを導入すると、一度生成したデータを使い回せるようになります。
プラグインが多すぎる・不要なプラグインが残っている
使っていないプラグインが有効化されたままになっていると、読み込み時間に影響します。定期的に見直し、不要なプラグインは無効化・削除しましょう。
サーバースペックが不足している
アクセスが増えてきたのに、契約しているサーバーのプランが低いままでは処理が追いつきません。サーバー会社の管理画面でリソース使用状況を確認し、プランアップグレードを検討しましょう。
確認チェックリスト
- 他の端末・ブラウザでも遅いか確認した
- PageSpeed InsightsでPC・モバイルのスコアを計測した
- ページ内の画像サイズを確認した(1MB超えは要圧縮)
- キャッシュプラグインを導入・設定した
- 不要なプラグインを無効化・削除した
- サーバーのリソース使用状況を確認した
まとめ
- まず自分の環境の問題かサイト全体の問題かを切り分ける
- PageSpeed Insightsなどのツールで客観的に計測する
- 画像の最適化・キャッシュ設定・プラグイン整理が基本の対策
- 改善が見られない場合はサーバーのスペック確認も行う
サイトの表示速度でお困りのことがあれば、お気軽にご相談ください。