「サイトがいつの間にか落ちていた」「お客様から問い合わせがきて初めて気づいた」——こういった経験はありませんか?ビジネスで使っているサイトが止まると、問い合わせの機会損失だけでなく、信頼にも影響します。この記事では、サイトのダウンをいち早く検知できる「死活監視」の仕組みと、無料で設定できる方法を解説します。

死活監視とは・なぜ必要か

死活監視(ダウン検知) とは、一定の間隔でサイトにアクセスして「正常に応答しているか」を自動チェックする仕組みです。サイトが応答しなくなった(=ダウンした)瞬間にメールやアプリで通知が届くため、すぐに対応に動けます。

サイトのダウンは予告なく起こります。原因はサーバー障害・WordPressのエラー・ドメイン期限切れ・ハッキングなど様々です。自分で気づくのを待つより、ツールに監視させておく方が確実です。

参考: サーバー障害かどうか確認する方法 参考: サイトが見られなくなったときの最初の確認手順

無料ツール「UptimeRobot」の設定手順

UptimeRobot(アップタイムロボット)は、世界中で広く使われている無料の監視サービスです。無料プランで最大50サイトを5分間隔で監視でき、ダウン時にメールで通知を受け取れます。

アカウント作成

  1. https://uptimerobot.com/ にアクセス
  2. 「Register for FREE」からメールアドレスとパスワードでアカウントを作成します
  3. 届いた確認メールのリンクをクリックして認証を完了します

監視設定の追加

  1. ダッシュボードにログイン後、「+ Add New Monitor」をクリックします
  2. 「Monitor Type」を選択します(通常は HTTP(s) でOK)
  3. 「Friendly Name」に分かりやすい名前(例:Web Gear公式サイト)を入力します
  4. 「URL (or IP)」に監視したいサイトのURLを入力します(例:https://niigata-web.net/
  5. 「Monitoring Interval」で監視間隔を選びます(無料プランは5分が最短)
  6. 「Alert Contacts」でアラート通知先を設定します(後述)
  7. 「Create Monitor」で保存します

通知方法の設定

メール通知

アカウント登録メールアドレスにはデフォルトで通知が届きます。別のアドレスにも送りたい場合は「My Settings > Alert Contacts」から追加できます。

LINE通知(Webhook経由)

LINEへの通知はやや設定が複雑ですが、「LINE Notify」サービスを使うことでUptimeRobotからLINEにメッセージを送ることができます。スマートフォンでLINEを使っている方には通知が届きやすくおすすめです。

設定方法はUptimeRobot公式のドキュメントや、「UptimeRobot LINE通知」で検索すると日本語の解説記事が見つかります。

Slack通知

すでに社内でSlackを使っている場合、UptimeRobotのWebhook連携でSlackチャンネルに通知を飛ばすことも可能です。

監視できる主な項目

UptimeRobotでは、サイトの応答確認だけでなく、以下のような監視も設定できます。

監視タイプ内容
HTTP(s)URLが正常に応答するか(最も基本的な監視)
Keywordページ内に特定のキーワードが存在するか
SSL証明書SSL証明書の期限が近づいたら通知
Port特定のポートが開いているか

特にSSL証明書の期限監視は、うっかり失効を防ぐのに役立ちます。SSL証明書が切れると、サイトが「危険なサイト」として表示されてしまいます。UptimeRobotの「SSL」監視を追加しておくと、期限が近づいたときに通知してくれます。

通知が来たときの初動

ダウン通知が届いたら、まず以下を確認します。

  1. 自分でサイトにアクセスしてみる — ブラウザのキャッシュを消してからアクセスし、本当に落ちているか確認します
  2. スマートフォン(モバイル回線)でもアクセスしてみる — 自社のネット環境だけの問題ではないか確認します
  3. レンタルサーバーの障害情報を確認する — サーバー会社の公式サイトやTwitter(X)で障害情報が出ていないか確認します
  4. WordPress管理画面にアクセスできるか試す — サイトは落ちていてもWordPressが動いている場合、プラグインの競合などが原因かもしれません
  5. 解決しない場合は管理会社・制作会社に連絡する

まとめ

サイトの死活監視は「何かあってから設定する」ではなく、「あらかじめ設定しておく」ものです。UptimeRobotの無料プランで十分な監視体制が整います。設定は30分もあれば完了しますので、まだ設定していない方はぜひ試してみてください。

「設定が難しそう」「どの通知方法がいいか分からない」という場合は、Web Gearにご相談ください。監視体制の構築から、ダウン時の初動対応まで、新潟の事業者さまをサポートします。

お問い合わせはこちら